日本政府が2019年4月、一万円札、五千円札、千円札のデザインを新しくすると発表しました。
新札/新紙幣が新しく発行されるのは、2024年7月です。
新紙幣が発行される理由について、日本政府が高齢者の持っている多額の「タンス貯金のあぶり出し」と噂になったりしていますが、本当の理由は何でしょう?
また、新紙幣が発行されて気になるのは、今現在、流通しているお札はそのまま使えるのか、価値はどうなるのかだと思います。
そこで、2024年に新紙幣が発行される理由や旧紙幣はどうなるのか、タンス貯金のあぶり出しって本当なのか調査しました。
新札/新紙幣に描かれる人物やデザイン、サイズ/大きさや発行時期について調べてみました。また発行された直後は自販機やATMで使えるのかも調査!
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2024年に新紙幣が発行される理由は?
新紙幣が発行される理由は、時が来たからです!
今までも、お札は約20年ごとにデザインを一新しています。今使用している1万円札(福沢諭吉)などのデザインが変わったのは、20年前の2004年です。
日本における紙幣の歴史を振り返ってみると、約20年ごとに主要な紙幣のデザインが大きく変わっているので、2024年がちょうど変わる時期ということになります。
- 20年に一度、新紙幣に切り替わる
- 前回は2004年に新紙幣が発行された
定期的に新しい紙幣が発行される理由
約20年ごとに新しい紙幣が発行される主な理由は、偽造紙幣に対する対策です。
新しく発行されるお札には最新の技術が投入され、今まで以上に偽造防止が強化されるそうです。
新紙幣は、「すかし」や「ホログラム」を導入して、偽造をより難しくするようです。
- 「すかし」は、今までよりも高精細で再現しにくい模様を導入。
- 角度を変えると立体画像が回転しているかのように見える、最先端の「ホログラム」技術を採用
- お札を区別するために記されている「記番号」についても、の現在の最大9桁から10桁に増やす予定
世界初のストライプ型のホログラムは、3Dで表現された肖像が回転するという最先端技術!
新紙幣が発行されたら旧紙幣/旧札使える?
旧1万円札は、現在でも問題なく使うことが出来ます。新紙幣が発行されても、旧紙幣が使えなくなるわけではなく、これまでどおり使用ができます。
なぜかというと、「一度発行された銀行券は、特別な措置が取られない限り、通用力を失うことはない」という法令があるからです。
2024年に新紙幣が発行されても、現在の「福沢諭吉」デザインの一万円や、五千円札、千円札、さらにそれより古いお札も、価値が下がることなく使用できます。
今では、ほぼまったくお目にかかることが出来ない、聖徳太子の100円札でも使えるからビックリですよね!
ものによっては、表示されている金額以上の価値を持つお札もあるかも。
「古いお札は価値が低くなる」と嘘を言って、安値で旧札を買い取る詐欺が出てくるかも知れませんので、くれぐれも気をつけて下さい。
親世代が高齢の場合、旧札の価値は変わらないことをしっかり伝えておきたいですね。
- 日本銀行や各地方の銀行で、日本銀行HPに記載されている「現在発行されている銀行券・貨幣」に該当する旧紙幣は、新しいお金と交換できる。
- 旧紙幣の交換は、銀行によっては交換を行っていない場合がある
- 旧紙幣の交換は、銀行によって対応していないお金がある。
旧紙幣/旧札のタンス貯金あぶり出しって本当?
新紙幣の発行されるのは、家の金庫などに保管されている紙幣「タンス貯金」をあぶり出そうとしているのではとの声があります。
ですが、新紙幣のデザイン一新は20年に一度定期的に行われている行事みたいなものです。
高齢者の方がため込んでいる「タンス貯金」の旧紙幣を出させるために、新紙幣を発行するわけではないようです。
とはいえ、「金は天下の回り物」という言葉があるように、お金は市場で流通させるのが経済アップに繋がるので、政府としては各家庭に眠るお金の目を覚まさせ、消費や投資に使って欲しいという狙いはあるようです。
新紙幣の発行で、タンス預金に与えるメリットやデメリットがあるでしょうか?
タンス預金のメリット
現金が必要なときや、キャッシュレス決済ができない状態でも現金が手元にあれば安心です。
また、家族が亡くなった際に銀行口座が凍結されて、本人以外が引き出せるようになるまで手続きに時間がかかります。タンス預金には、引き出す手間も手数料もかかりません。
我が家も父がなくなった時に、父名義の銀行口座から引き出せるようになるまでに時間がかかりました。お葬式など結構な大金が必要な時なのに、引き出しできないなんて困りました。でもタンス貯金があれば慌てなくて済みそうです。
タンス預金のデメリット
タンス貯金には保証がないので、家事や災害で紛失するリスクが高まります。また盗難に合うという不安もありますね。
銀行などに預けておけば、そのようなリスクがなくなります。
また大量にタンス貯金していた本人が忘れてしまったり、亡くなってしまった場合に、家族がお金の存在を知らないと放置されてしまうかもしれません。管理をしっかりしていないと、せっかくの貯めたお金が台無しということにもなりかねませんので、ご注意くださいね。
タンス貯金は使った方がいい?
日銀の「資金循環統計」によれば、2021年12月末時点で、個人が保有する現金「タンス預金」は107兆円を超えているそうです。
100兆円!想像つかないですね。一人当たりだと、85万円らしい。
子どもへの遺産として、コツコツとタンス貯金を貯めている方いて、気がつけば多額のお金が貯まっている家庭もあることでしょう。
でも古い紙幣を大量に銀行に持ち込んでも、手数料がかかったりする場合もあるようです。子ども世代の時には流通していない旧紙幣をたくさん残しても、交換が大変になることも・・・。
相続税を気にして現金を残しても、交換に手数料を払ったら意味が無いかも。
最近では旧札の偽造も問題になっています。古い紙幣が本物か素人には判断できない部分もあるので、店舗によっては新紙幣しか受け取らないとするお店もあります。
普段利用しているお店から旧札は使えませんって言われて、生活費として使用できないのは困りますよね。
タンス貯金を使った方がいいのか、悪いのかは一概には言えませんが、旧札ではなく新紙幣で残すのが無難だと思います。
新紙幣が発行されて2~3年は、新旧どちらのお札も出回ってるようなので、その間に交換していくと良いかも。
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さいごに
2024年に新紙幣が発行される理由についてや、旧紙幣の扱いはどうなるのか、そして個人的に気になったタンス貯金についてまとめました。
古い紙幣も価値が下がることはありません!だまされないようにお気を付けください。
親世代がタンス貯金でたくさん貯めていたら、新紙幣にチェンジしていくことをお勧めすることが、貯金が減らない秘訣かななんて思います。
貴重なお時間を使って、最後まで読んでくださりありがとうございます🌱
この記事が少しでもお役に立てば、有り難き幸せです🌱